池田浩明はなにを研究しているのか?
パンラボ主宰、ブレッドギーク(パンオタク)、NPO法人新麦コレクション理事長
ブリオッシュを食べた瞬間、突如襲われた「プルースト現象」によって覚醒、パン専門ライターに
「国産小麦のおいしさとはなにか?」など、パンのおいしさを表現する「パンの言葉」を作ることをライフワークとする
2009年から「パンラボ blog」を開始
以後、年間250軒以上のパン屋を訪問、数万個のパンを食べる
≫パンラボとパンの未来についてのインタビュー
- フィールドワーク
全国のパン屋を訪問。パンを食べまくり、味・香り・食感・ビジュアルのデータベース化を継続。 - テイスティング
独自のパンテイスティングメソッドを構築。食べ手の側からパンを解き明かす。 - 成分分析
クロマトグラフィー(成分分析装置)を使って、小麦品種ごとに香り・味を成分分析。小麦・パンについて科学的・体系的に探究。 - 表現
ライフワークは、パンの言語表現を極めること。日々新しい表現にチャレンジし、パンのレクシコン(語彙辞典)を更新。 - 伝える
パンのライターとして、のべ8万人のSNSフォロワーに、また雑誌・テレビ・ラジオ・ネット媒体を通じ、情報を伝える。 - インタビュー
のべ千人以上のパン職人に取材。製法や商品企画、店作りについての知見を日々蓄積。 - 食べ方
パンを消費者に届ける上でキーになるのは食べ方。毎日の食卓でさまざまな食べ方を試み、『パンのトリセツ』(誠文堂新光社)を上梓。 - 文化
たとえば、「なぜ刑事は張り込みのときあんぱんを食べるのか?」「なぜフランス人はバゲットの皮を好み、日本人は食パンの耳を捨てるのか?」のような、パンの(ときに細かすぎる)文化的側面について考察。 - コミュニケーション
「パ道」(パンの茶道的展開)、「窯出しバゲットショー」などのイベントを通じ、人と人とをつなぐコミュニケーションツールとしてのパンをプロデュース。 - 社会貢献
NPO法人新麦コレクション(国産小麦文化の創造)、被災地へパンを届ける活動(希望のりんご)など。 - パンの未来
身近な小麦を地域の製粉所(ローカルミル)で挽いて、その土地に根ざした生命力のあるパンを食べる新しいパン文化を実践
NPO法人新麦コレクション
著書
パンラボ
(白夜書房)
サッカロマイセスセレビシエ
(ガイドワークス)
パン欲
(世界文化社)
人生で一度は食べたいサンドイッチ
MY LIFE AS A SANDWICH
(PHP研究所)
パンの雑誌
(ガイドワークス)
空想サンドウィッチュリー
(ガイドワークス)
食パンをおいしくする99の魔法
(ガイドワークス)
日本全国 このパンがすごい!
(朝日新聞出版)
パンソロジー
(平凡社)
おかしなパン
(誠文堂新光社)
僕が一生付き合っていきたいパン屋さん。
(マガジンハウスムック Hanako特別編集)
パンのトリセツ
(誠文堂新光社)
愛しのインチキ・ガチャガチャ大全
-コスモスのすべて-
(双葉社/「笑う本棚大賞2014」受賞)